「わがまちへの思いー大森海のある原風景」
(平成21年04月03日更新)
3月8日お天気にも恵まれて、大森ふるさとの浜辺公園(ふる浜)を会場に、大森西ふるさとまつりが賑やかに開催された。ふる浜がオープンして約一年経つが、東京ガスの大森工場が存在し、防波堤の中に入ることが出来なかった海で、私たちの先人が浅草海苔を生産していた海で、今大勢の区民が集い楽しむイベントが行われたことは感無量であった。
このイベントは、松原区長が都の「地域の底力再生事業」を使って、大田区内21の町会自治会がそれぞれ地域の文化伝統、観光資源を生かし集い活動することを通して、地域の連携を強め「安全安心のまちづくり」を進めることを目的としている。
当日希望者は屋形舟に乗り、ふる浜を海の上から眺めることができた。 「海はだいぶ綺麗になっているネ。おお、大きな魚もいる。」(私も、釣り上げられた50pを超すbigな“すずき”に驚いたことがある。)旧のりの生産者から話を聞きながら、この甦った私たちのかけがえのない財産を、次の世代にしっかりと引き継いでいかなくてはと思いを新らたにした。
大森海苔のふるさと館を中心に、大森本場乾海苔問屋組合の皆さんと、旧生産者の方々が先生となって海苔すきを子供たちに教えてくれる。「ふだん食べている“のり”はこんなふうにつくるんだ」「僕が作った海苔は穴だらけ、なぜなんだろう?」まさに自然は科学であり、自然は芸術である。昨年50年 ぶりに復活した大森の本場“浅草のり”。今年はうまく育たなかったとのことである。ふる浜では水が滞留して生育をさまたげているのだろう。多摩川の河口で海苔つりをして、ふる浜で育てる浅草のり。是非実現したい。かって大森は半農半漁のまちだった。内川河口の下水道局施設の上部を区民公園として借りうけ、自然農園にして、“大森だいこんや、にんじん”を皆で造れたら、楽しいですね。ふる浜でおもいっきり遊んだあとは、お腹がすいた。近くには、老舗のお寿司屋さんが散在する。“回転寿司”では食べられない、“大森太巻き”を家族でほおばりたい。
大将が“大森甚句”を教えてくれた。「うん、しってるよ。王森稲荷の裏に住んでいる踊りの先生が、僕の学校で踊ってくれたよ。」と答える息子。 海では、「大きく育って!」と、子供たちがおっかなびっくりの顔でしじみをまいている。20年後30年後、親となって我が子としじみをまく日がくるだろう。いや、その日が必ず来るよう、「明日を創り、未来を拓く!」それが、大人たちの役割であり、私の使命でもある。












