羽田空港国際化に伴う再生街づくりプロジェクト
『羽田空港』とは東京国際空港の通称です。
羽田空港は1931年(昭和6年)8月25日に「東京飛行場」として開港し、1952(昭和27年)に「東京国際空港」に名称変更され、日本最大級の空港として発展してきました。
1978年(昭和53年)、成田空港開港に伴う国際線の移転で国内線拠点空港となりましたが、国内線主体にもかかわらず利用者数は世界でも有数の規模を誇っています。
滑走路増設等の再拡張計画が進められ、その役割がますます重要性を増している羽田空港。
増大する航空需要に応えるべく羽田空港国際化がいわれる中、羽田空港国際化に合わせてどのように街づくりを再生していくのか、そのプロジェクトについて語っていきたいと思います。
私の考える「羽田空港国際化」
羽田空港の国際ハブ空港化を推進
最近の前原国土交通省大臣の「羽田空港の国際ハブ空港化を推進する」という発言に間違いはない。
新東京国際空港(成田空港)と東京国際空港(羽田空港)が互いに国際便・国内便をあらためて適正に配置することが必要である。
平成22年(2010年)10月に4本目の新滑走路(D滑走路/2500m)がオープンする。
A滑走路(3000m)・B滑走路(2500m)・C滑走路(3000m)に加えて4本目の滑走路を持つ首都圏空港は羽田空港だけであり、これを最大限に有効活用しなければならない。
現在の発着回数は、1時間に30便、年間29.6万回だが、再拡張後は1時間に40便・年間40.7万回と1.4倍に増加することが可能となる。
その中で、国が示す国際定期便の週広範囲は、近距離のアジア・ビジネス路線として、ソウル・上海等のチャーター国際便、フライト時間は概ね2.5時間圏から3.5時間圏を国際定期便として、3000km圏(概ね4.5時間圏)のフライト範囲に拡大するし、2010年以降の方向性については、「昼間時間帯は羽田のアクセス利便性を活かせる路線を中心に国際線の増加を推進し、深夜早朝時間帯は世界の主要都市への就航」と平成20年6月の「経済財政改革の基本方針2008」で決定している。

しかしながら、ヒト・モノ・カネ・情報など、あらゆる分野で急速にグローバル化が進展している現在、世界で今もっとも成長を続けるASEAN諸国を含む東アジア諸国の主要都市までの就航を強化してこそ、東京を中心とする首都圏経済の発展、ひいては日本経済の発展へとつなげることが、日本の“成長路線”の基本だと考える。
なぜなら羽田空港の再拡張事業に対して、東京都は1000億円、神奈川県・横浜市・川崎市はそれぞれ100億円の資金協力(無償貸付)を行っているのである。
この首都圏の投資を確実に成果へと結びつけていかなくてはならない。
フライト時間、概ね4.5時間から5.5時間で飛ぶことの出来るマニラ(フィリピン)、ハノイ(ベトナム)、バンコク(タイ)、クアラルンプール(マレーシア)、シンガポール(シンガポール)、ジャカルタ(インドネシア)、デリー(インド)、ムンバイ(インド)など東アジアの主要都市まで国際定期便の就航範囲を拡大してこそ真の国際化、アジアへの“ゲートウェイ構想”と言えるのではないだろうか。
その為には、成田と羽田の国際線と国内線を改めて適正に配置しなおすことが必要となってくる。
千葉県の森田知事は、かつて東京第4区から活躍していた衆議院議員であり、誰よりもこのことはお分かりのはずである。私も応援をさせていただいた1人である。
国はこの「首都圏空港のすみ分け」をすべく英断を示すべきであると考える。
その為には、石原知事の進める横田空港の軍民共用化を実現し、成田と羽田と横田をリニアでつなぐ構想の実現化が必要と考える。
そして、羽田空港の跡地と東糀谷・羽田旭町地区の再開発も国際線のメリットを十分に果たすことのできる受け皿としての街づくりと最大限空港と共生できる騒音に強く災害に強い「防災まちづくり」を共にすすめることができる。
新しい「羽田臨空タウン」の整備を国と東京都と大田区の松原区政が構想を共有して、しっかりと取り組んでいきたい。
私も現在、東京都議会自民党の幹事長代行の職にあり、来年の10月には新滑走路の供用開始・再国際化のオープニングセレモニーが行われる。
東京都議会議員として、そして地元大田区の代表としても頑張っていきたいと思う。
<関連サイト>
羽田空港の再拡張・国際化
2010年(H22年)はこう動く
◯ 2009年(H21年)4月、国は経済危機対策でC滑走路を延伸すると発表した。
そして12月には、日米の航空協議が合意され、オープンスカイが実現した。
同時に、羽田の深夜早朝に日米双方で1日8便の就航が決定し、世界の多くの都市と結ばれることも確定した。
◯ 東京都も無利子貸付の協力をしている新しい4本目の滑走路の工事は、現在、最終段階をむかえ、10月にはいよいよオープン(供用開始)となる。それ以降も、羽田のさらなる有効活用をさらに進める為に、
- 昼間の国際便の増量
- 更なる容量の拡大(40万7千回ののUP)
- C滑走路延伸工事の早期完成を国に求め、具体化を求める。
等、羽田と成田がそれぞれの役割分担をしながら、首都圏と世界をつなぐ次世代のインフラとして、十二分に機能し、活用させることが必要である。
◯ 昨年10月に設置された国土交通省成長戦略会議は、羽田における昼間の国際線発着枠の拡大等について検討し、5月には取りまとめを行う予定ときく。
◯ 昨年12月に日米航空協議で合意した、これまでの各国との合意概要は、昼間が韓国・香港・台湾
深夜早朝が、 イギリス・フランス・アメリカ・シンガポールなど11ヶ国である。
◯ 本年1月、新管制塔の運用が始まり、羽田・成田空域のレーダー管制業務の一元的実施が開始された。そして、10月には「羽田空港跡地まちづくり推進計画(仮称)」が、国・都・地元区(大田区・品川区)の三者協で策定される予定だ。
◯ 2010年は羽田再国際化元年となる。羽田空港の真の国際化、ハブ空港化にむけ、大田区が地元区としてその利益を最大限享受できるよう、東京都政から全力で今年も取り組んでいきたい。












